自分を責める癖をやめるだけでも摂食障害やうつ病は改善されやすくなります。

ひきこもり
【摂食障害 うつ克服】○○をやめると、うつや過食が改善します。

 

自分を責める癖をやめるだけでも摂食障害やうつ病は改善されやすくなります。

今回は、自分を責めることのデメリットや、摂食障害やうつに及ぼす影響についてお話していきます。

そして、実際に自分を責める癖をやめる方法についても書いていきます。

 

私が摂食障害やうつ、引きこもりで苦しんでいるとき、ほぼ毎日と言って良いほど自分を責めていました。

 

例えば

●過食をする⇒過食をしてしまった。どうして私は過食を止められないんだ。なんでこんなに意志が弱いんだ。

●うつで会社を休む⇒今日も会社を休んでしまった。皆に迷惑をかける。皆からさぼりだと思われるかもしれない。無理してでも会社へ行けばよかった。私はなんでこんなに弱いんだ。

●仕事でミス⇒私は本当に仕事もできないし、皆に迷惑もかけるし、ダメな人間だ。


上記は代表的な例ですが、他にもありとあらゆることで自分を責めていました。

これを読んでいる方も思い当たる節があるんではないでしょうか。

この、自分を責めるという行為は、うつや摂食障害、ひきこもりを克服するうえで本当に邪魔な存在なんです。

これについてくわしく説明していきます。

自分を責めることがなぜいけないのか

結論から言うと、自分を責めることで、さらに悪い結果へ進んでいくためです。

 

わかりやすく言うと、

●どうしてもチョコレートが食べたくなって、『少しだけ…』と食べたけど、罪悪感やモヤモヤした気持ちから、すべてがどうでもよくなって過食をしてしまった。

●うつで会社をやすんだのに、休んでしまった罪悪感でうつが悪化し、翌日も会社を休んでしまった。

●仕事でミスをしたことで自分を責め続け、1日中ミスをひきずり、さらに別のミスをしてしまった。

 

こういった状況を【どうにでもなれ効果】と言いますが、皆さんも経験をしたことがあると思います。

 

自分を責めることは成功につながらない

実際に、自分を責めることがより悪い結果につながることが実験で証明されています。

ニューヨーク市立大学とピッツバーグ大学の心理学者と依存症研究者の実験で、18~55歳の成人144名に飲酒記録をつけてもらい、前の晩の飲酒についてどう感じているかを記録してもらう実験を行いました。実験の結果、前の晩に飲みすぎ、ひどく落ち込んだ人ほど、その日の夜もまた飲みすぎていたことがわかりました。

この実験からも、自分を責めることがさらに悪い結果を招いていることがわかります。

 

どうにでもなれ効果を防ぐには

①自分を慰める

どうにでもなれ効果を防ぐ一番の方法は【自分を慰めて立ち直ること】です。

自分をなぐさめるって・・・そんなこと・・・とがっかりされたでしょうか。

私が病気で苦しんでいるときに、そう聞いたらがっかりしたと思います。

 

でも、慰めることにはきちんとした効果があるんです。

 

アメリカのルイジアナ州立大学のクレア・アダムズと、デューク大学のマーク・リアリーというふたりの心理学者が行った実験です。

ダイエット中の女性を数名集め、2グループにわけました。そして、お菓子の試食という名目で、数種類のお菓子を食べてもらいました。

一方のグループには『少しくらいお菓子を食べたからといって自分を責めないで』と声をかけ、自分を慰めるよう促しました。もう一方のグループには何も伝えませんでした。

そして試食が終わった後、お菓子の入っていたボウルの重さを量り、各参加者が食べたお菓子の量を計算しました。

結果、何も声をかけてもらえなかったグループの女性達は70グラム近く食べていたのに対し、慰めの言葉をかけられたグループの女性達が食べたお菓子の量は28グラムでした。

 

 

この実験から、慰めることで、【どうにでもなれ効果】を防ぐことができたことがわかります。


 

慰めるとどのように変わるのか

はじめの例に戻りますが

【ひとかけらのチョコを食べたら過食した。】

⇒チョコレートを食べた時点で、『チョコレートを食べたいときもあるよね。一生食べないなんて無理だ。おいしかったし、心も満たされたから、良かったことにしよう!』と思えれば、そもそも過食にはならない可能性があります。

また、過食をしてしまっても

『過食になっちゃったけど、そんなときもあるよね。たくさんおいしいもの食べられたし、良しとしよう』と思えれば、翌日も過食をになる可能性がぐっと減ります。


【うつで会社を休んだ】

⇒今日はうつで体調が悪いからきちんと休もう。そんな日もあるよね。今日絶対にやらなければいけない仕事は残していないし、迷惑をかけることもないだろう。また明日からがんばろう。

こう思えれば罪悪感なくしっかり休めるので、明日は会社に行ける可能性が高くなります。


【会社でミスをした】

⇒人間ミスは誰でもあるし仕方ない。まずはみんなにしっかり謝ろう、そして、同じミスを次回しないように原因を探して対処法を考えよう。

これでミスをひきずらず、ミスした原因を探し対処法を考えれば、『次回は大丈夫だ』という安心感もうまれます。これにより気持ちが切り替えられるため、さらに別のミスをするという事態も防げます。


②無理な目標設定をしない【否定の目標を肯定の目標へ】

また、自分を責めるような状況を作らないことも大切です。

そのためには、無理な目標設定、否定の目標を立てないことです。


【否定の目標】

例えば

●この先一生過食をしない

●うつになっても絶対に会社を休まない

●仕事で絶対にミスをしない

 

わかると思いますが、【絶対○○しない】とか【一生○○しない】【この先○○は禁止】などの否定の目標は、失敗が許されません。1度失敗しただけで自分を責めてしまいがちなので危険な目標です。

 


【肯定の目標】

例えば上記の目標は

●過食を減らせるようにできるだけ毎日、原因改善のための習慣を取り入れよう

●うつになっても、早退しても良いからなるべく会社へ行くようにしよう

または、うつになって会社を休んだら、ちゃんと心と体を休ませよう

●仕事でできるだけミスをしないように正確な仕事を心がけよう

このように肯定の目標に変えるだけでも、自分を責める状況を減らすことができます。

 

『自分を責める癖をやめるだけで過食やうつは改善する』まとめ

●自分を責めると、さらに悪いほうへ進んでいく【どうにでもなれ効果】が発動する。

●自分を責めるより、慰めることで立ち直りが早く、次の行動へ移れるため最悪の結果を防ぐことができる。

●否定的な目標は自分を責める状況が増えるため、できるだけ肯定的な目標設定にする。

 

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