摂食障害を克服するためには【基本的なこと】を改めて思い出してください

はじめに

摂食障害を克服するためには【基本的なこと】を改めて思い出してください

摂食障害を克服するためには【基本的なこと】を改めて思い出してください

摂食障害の方は基本的なことを忘れている方が多いと思います。

それは、

食べることは生きていく上で本当に大事なことだという事です。

 

この機会に改めて考えてほしいんです。

そんなことはわかっているよ、と思われるかもしれません。

それでも、最後まで聞いてもらえると嬉しいです。

 

食べる事の大切さ

しつこいと思われるかもしれませんが、

食べることは生きていく上で本当に大事なことです。

 

生きていくためにももちろんですが、

うつや過食を克服する上でも、とても重要なことなんです。

 

私は摂食障害とうつで苦しんでいるとき

食べる事なんて、エネルギー補給程度にしか考えていませんでした。

 

食べないでも元気に動けるなら問題ない、そう思っていたんです。

むしろ、食べなければ痩せる=自分にとっては幸せなこと なので

食べない方が自分のメンタルは安定し、気分良く過ごすこともできました。

 

でもそれは間違っているんです。

そんな事を続けていては、

いつまでたってもうつや過食が治ることがありません。

 

具体的にお話していきます。

食べないとどうなってしまうのか

【炭水化物が不足すると】

炭水化物は摂りすぎれば、もちろん肥満の原因になるのですが、

不足すれば大変な事がたくさんあるんです。

 

まず、うつや過食の原因となる脳内物質のセロトニンですが、

セロトニンを作るためには炭水化物が必要になります。

炭水化物を極端に制限することで、セロトニンの分泌が減り、うつや過食のリスクが増すんです。

 

セロトニンについて、詳しくはこちらの記事を読んでください

【摂食障害】セロトニンを増やす【うつ病 克服】

摂食障害やうつ病を克服したいけど、何から始めていいかわからない方

 

また、炭水化物は脳の唯一の栄養素、ブドウ糖の元となる栄養素です。

脳はブドウ糖以外をエネルギーとして使えません。

脳がうまく動けなければ勉強や仕事にも支障が出ます。

普段の生活でも疲れやすさやだるさを感じるようになります。

 

炭水化物についてはこちらの記事でもくわしく書いています

私が糖質制限ダイエットを行わない理由【摂食障害とうつとの関係も】

 

【タンパク質が不足すると】

ダイエットを行って、野菜や海藻類ばかり食べていると、タンパク質が不足してしまいす。

また、過食ばかりしていてもタンパク質は不足しがちになりますね。

 

タンパク質も摂りすぎれば内臓に負担がかかってしまったり、便秘の原因にもなりますが、

不足をすると、こちらもセロトニン不足になります。

 

セロトニンはアミノ酸の一種であるトリプトファンが原料になるのですが、

トリプトファンはタンパク質に含まれていることが多いため

タンパク質が不足することで原料を摂ることが出来ず、セロトニン不足になってしまいます。

 

そして、タンパク質は皮膚、筋肉、骨、内臓や髪の毛、爪などの原料です。

また、ホルモンや酵素、免疫体を作る材料にもなります。

 

不足すれば肌や髪がボロボロになる他、

体の組織が正常に作られなくなるため、免疫力も低下し、風邪や病気にかかりやすくなります。

 

タンパク質についてはこちらの記事でも詳しく書いています

タンパク質を摂らないとうつや過食のリスクが上がります

 

【脂質が不足すると】

脂質はエネルギーも高く、とりすぎは肥満の元になりますが

脂質も不足すれば体の様々な部分に影響が出てきます。

 

まず、肌荒れや便秘の原因になります。女性は月経トラブルの原因になることもあります。

また、脂質は細胞膜やホルモンの材料、

脂溶性のビタミン(ビタミンA・D・E・K)の吸収を助ける働きがあるため、

不足するとそれらが正常に行われなくなってしまいます。

 

【ビタミン、ミネラルが不足すると】

偏った食事や、過食、嘔吐、下剤を使う事で不足しやすくなる栄養素です。

ビタミン、ミネラルは上の3代栄養素と違いエネルギーや身体の構成成分にはなりませんが、

さまざまな生理機能の維持に働いたり、エネルギーや体を作るための代謝に関わっています。

不足をすると、気力や活力の低下につながります。

 

栄養が不足すると体質が変わる

さらっと書きましたが、どの栄養素も生きていく上で不足してはいけないものなんです。

無理なダイエットや、過食や拒食が続くと、

無気力感、だるさ、集中力の欠如、冷え性や、体温の低下、

さらには風邪をひきやすくなる、病気にかかりやすくなるといった事が起こります。

 

覚えがないですか?

 

私は高校2年生の時にダイエットを始めて摂食障害になったのですが、

それまでは、冷えなんて感じたこともなく、

自慢じゃないですが、風邪なんて10年に1度しかかったことのないくらいの超健康体でした。

 

それが、ダイエットを始めてから体温は下がり、1年に何度も風邪をひくようになりました。

拒食でガリガリに痩せたときは生理も止まりました。

うつや過食が悪化したときは、難病指定のベーチェット病になりかけたこともあるんです。

 

食事が変わっただけで、こんなに体質は変わってしまいます。

そして私は、克服した今でも、昔のような超健康体には戻れていません。

 

もちろん、食事だけではなく、強いストレスが与えた影響もあったと思います。

それでも、これだけ変わってしまうんです。

 

一度変わってしまった体質を元に戻すことは本当に難しい事です。

身体を壊す前に気づいてほしいと思います。

 

栄養を満たせば結果的に痩せる

痩せることばかり考えていると、食事はただのカロリーの塊にしか思えなくなります。

でもそれだけではないんです。

必要な栄養素が満たされて、はじめて身体は正常に働けるんです。

 

少しくらい大丈夫だと思いますよね。

そして、他の人が食べないと『体に良くないよ』『具合が悪くなるよ』と思うのに

自分は大丈夫だと思いがちです。

 

自分だからこそ、大事にしてほしいんです。

自覚症状がなければ大丈夫ってことでもありません。

 

何度も言いますが

エネルギーや必要な栄養素が足りなくなれば、身体が正常に動けなくなります。

 

そのために、身体は危機を感じ【もっと食べろ】と信号を出すんです。

それが過食衝動にも繋がります。

 

過食のときに食べるのは脂質や炭水化物ばかりですから、栄養不足は解消されません。

さらに脳は食べることを要求し、過食地獄に陥りやすくなります。

 

でも、そんなに食べたら太る・・・と思う方。

栄養が足りないから過食衝動が起きるんです。

栄養が足りていれば、そういった過食衝動は減るんです。

過食が減れば、自然と痩せていくと思いませんか?

 

もしも、太ることが怖いと思うのであれば、食べる順番を意識して変えてみて下さい。

血糖値が緩やかに上がっていく食べ方を身に着けると、太りにくくもなります。

 

食べる順番についてはこちらの記事をご覧ください

血糖値を安定させることも、過食やうつを防ぐ効果的な対策です。

 

普段の食事のとり方はこちらを参考にしてください

摂食障害を克服するうえで大事な食事メニュー

 

まとめ

摂食障害は心の問題もありますが、栄養不足で起きていることもあります。

また、栄養が足りなくなれば、うつや過食以外の身体の不調も起きやすくなります。

 

やせる、太ることだけを考えていると基本的な『健康』について見失ってしまいます。

身体は一度壊すと、取り返しのつかないことになる事だってあります。

身体は大事にしてください。

 

まずは心と体を元気にして、うつや過食を最低限にしてください。

そこから心の問題に目を向ける方が克服までがスムーズです。

 

こちらの記事も参考にしてください

過食の減らし方

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摂食障害とうつを克服するために改めて考えてほしい事

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