生理前にうつや過食が酷くなる方の原因と対策法【PMS PMDD】摂食障害、うつ病との関係

精神(メンタル)改善

生理前にうつや過食が酷くなる方の原因と対策法【PMS PMDD】摂食障害、うつ病との関係

生理前になると、酷い過食や便秘といった体の不調を感じませんか?

また、うつ状態やイライラなどの、メンタル面での不調を感じる方も多いと思います。

 

私の場合、摂食障害になる前は、そういった不調は一切ありませんでした。

摂食障害になってから、これらの症状に苦しめられるようになったんです。

 

今回はその原因と対策方法、摂食障害との関係についてまとめてみました。

生理前に起こる不調

生理前に起こる不調は、大きくわけて2種類あります。

生理前に起こる不調

月経前症候群(PMS)

おもな症状は、

下腹部の痛みやお腹が張った感じ、乳房の痛みや、肌トラブル、

むくみ、頭痛、めまい、肩こりなどの身体症状と、

イライラや情緒不安定、憂うつ感、注意力の低下、睡眠障害といった精神症状があります。

 

生理前になると決まってこのような症状が現れ、

生理が始まると症状が軽くなり消失するのが特徴で、

このような症状で日常生活に支障がきたすことを月経前症候群(PMS)と言います。

 

生理が始まる1週間前から症状が現れる人が多いのですが、

2週間前から症状が現れる人、2、3日前に集中する人など個人差があるようです。

 

月経前不快気分障害(PMDD)

月経前症候群(PMS)の症状のうち、メンタル面の不調が特にひどく、

日常生活に支障をきたす症状を月経前不快気分障害(PMDD)といいます。

 

うつ状態や、無気力感をベースに、

絶望感にとらわれたり、涙がとまらなくなる、

イライラしたり、怒りっぽくなったりと攻撃的になったりする人もいます。

 

どにかく情緒不安定で感情のコントロールが難しくなり、

それを周囲にぶつけると、人間関係や社会活動にも支障をきたすことにもなります。

 

月経前の不快な気分や体調の悪化は、健康な女性にもある程度は見られますが

月経前不快気分障害は、仕事や学業など日常活動を妨げるほどの強さです。

夫婦関係や親子関係、友人との関係を阻害することもあります。

 

不調が起こる時期

PMS、PMDDの症状があらわれる時期

A:生理の1週間くらい前から始まり、生理が始まると間もなく消失する。   B:排卵直後から始まり、生理が始まると間もなく消失する。

C:「A」に加えて、排卵前後にも症状が見られる。   D:排卵直後から始まり、生理終了まで症状が持続する。

引用:生理のミカタ

 

私の場合はほとんどがBかDでした。

Dの場合はほぼ、月の半分苦しむことになるんですよね。

とても辛いことです。

 

PMSよりメンタル症状が強ければPMDDかもしれません

PMSの女性のうち、約5%にPMDD(月経前不快気分障害)の人がいると言われています。

PMSにしてはメンタル症状がつらいという人は、PMDDかもしれません。

 

チェック表を目安にPMDDの可能性があれば産婦人科へ相談してみて下さい。

 

下の4つの☑に全て当てはまる人は、PMDDの可能性があります。婦人科に相談しましょう。

☑下の太字の4つのうち、少なくとも1つに当てはまる。
☑下のすべての項目の合計が5つ以上ある。
☑チェックが入った項目の大部分は、生理開始後3日以内で消失する。
☑下の症状があるとき、日常の活動に支障をきたす。

□ うつ気分や落ち込みがひどい
□ 不安、緊張感、がけっぷちなどの感情がある
□ 批判や拒絶への感受性が高くなったり、情緒的に不安定で先が読めない
□ イライラしたり、怒りっぽくなる

□ 趣味や日常生活に興味が薄れている
□ 物事に対する集中力が薄れている
□ いつもより疲れて、活動ができにくい
□ 炭水化物を過食したり、ひとつのものを食べ続ける
□ 睡眠過多、あるいは睡眠不足
□ 限界感、自己喪失感がある
□ 生理前、次の症状のうち少なくともふたつは該当するものがある(□乳房痛・乳房の張り □頭痛

□関節または筋肉の症状 □ワフワした浮遊感 □体重増加)

参考資料/生理のミカタ https://seirino-mikata.jp/

引用:GINGER web

 

生理前に不調が起こる原因

便秘やむくみ、体重増加などは女性ホルモンの影響から。

図:タニタより

 

上の図の通り、

排卵後、生理前になるとプロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンが増加しています。

 

このプロゲステロン(黄体ホルモン)は

受精卵を着床させやすくし、妊娠できる状態を維持する働きがあります。

そのため、分泌量が増えると胎児のための栄養や、水分などのさまざまなものを

体内にため込みやすくしています。

 

また、血糖値のコントロールが効きにくくなるそうなので、

その結果甘いものや炭水化物を求めるようにもなるようです。

 

 

それと同時に、腸の動きを鈍らせるように作用します。

こういったことから、分泌量の増える排卵日から生理前にかけての期間は、

便秘やむくみ、太りやすいと言った症状が起こるのです。

参考:大正製薬

 

PMSやPMDDの原因ははっきりと解明されていない

PMSやPMDDの原因も、このプロゲステロンの影響を指摘する声がありますが、

実際にははっきりとした原因は解明されていないそうです。

 

プロゲステロンの影響のみならず、エストロゲンとのバランスの問題だという説もあります。

さらに、最近では感情に関わる神経伝達物質の量や働きが、

これらの女性ホルモンへ影響を及ぼし、

不調が起きているのではないかという説も出てきているそうです。

 

 

また、ストレスや対人関係のトラブル、季節の変化などが原因になることもあるそうです。

 

私の変化から感じたこと

私の体験談で恐縮なのですが、

私は月経が始まってから、高校2年生でダイエットを始め、摂食障害になるまで、

こういった月経前の不調は一切ありませんでした。

 

それが、摂食障害後に現れるようになりました。

正確に言うと、ダイエットから拒食の時代に半年程度、月経が止まりました。

その後、過食がメインになってから、

PMSやPMDDの症状に苦しめられるようになったんです。

 

摂食障害になる前と、後の自分で大きく変わったことは

  • 冷え性になり、体温が低下し、免疫力も落ちたことで風邪をひきやすくなった(月経前の不調は特に冬場に酷くなる)
  • ダイエットや過食、うつ状態から以前よりストレスが増えた。
  • ストレスが増えたことで自律神経の乱れが生じ、あらゆる不調が起こるように。
  • うつや過食からセロトニンが不足ぎみに。

 

PMS やPMDDの原因ははっきりわかっていないので、

私の場合の推測ですが、

 

摂食障害やうつ状態から強いストレスを慢性的に抱えるようになり、

自律神経が乱れ、

ホルモンバランスや、体の変化など、様々な問題が起こったように感じます。

 

また、神経伝達物質のセロトニンが不足していることも、

ホルモンバランスになんらかの影響を与えたのかもしれません。

 

私の場合は、摂食障害後に発症したものなので、

PMS やPMDDが原因で摂食障害を起こしているとは考えにくいですよね。

ですが、PMS やPMDDを

摂食障害だと感じている人はいるかもしれません。

 

また、PMS やPMDDと摂食障害は相乗効果で起きているような気もしています。

実際に、私は摂食障害の改善でPMS やPMDDも改善しています。

 

そう考えると、治療法も大きく異ならないのではないかと考えています。

治療法・対策法

婦人科での治療法は、低用量ピル、漢方薬、鎮痛剤、安定剤など、

症状によってお薬を処方してもらえます。

また、PMDDの症状が強い場合は、

SSRI(セロトニン選択的取り込み阻害剤)などの軽い抗うつ剤を使うこともあります。

 

カウンセリングも有効です。

日常生活では、規則的な生活、睡眠、軽い運動、

バランスのとれた食事に気をつけることも大事です。煙草はやめましょう。

特に食事では、野菜などの食物繊維を積極的に摂って、

コーヒーや糖質、アルコールを減らすようにしましょう。

リラックスして過ごす時間をとって、仕事を減らすこともケアになります。

 

引用:GINGER web

 

治療法について引用せててもらったのですが、

ほとんどが、摂食障害やうつ病の治療法と変わらないんです。

 

月経前の重い症状をおさえるには、

ピルや漢方薬などの女性ホルモンに働きかけるものが必要ではありますが、

それ以外は

  • セロトニン対策
  • 自律神経を整える事
  • 食事に気を付ける事
  • ストレス対策

と、摂食障害やうつの治療とほとんど変わりません。

 

なので、生理前の不調が強ければ、

まずは産婦人科へ行き、症状を抑える薬を貰い服用する。

 

あとは、摂食障害の改善に効果的な方法を行っていけば、

こういった不調も和らいでいくことになります。

 

 

まとめ

月経前の不調はとにかくつらいものです。

わたしは毎月、月の半分以上が身体、メンタルともに不調でした。

 

摂食障害も月経前の不調もそうですが、

全ての基本はこころと身体の健康です。

 

摂食障害を治すために、月経前の不調を治すためにと

それぞれ特別なことを行う必要はほとんどありません。

 

基本は

規則正しい生活

バランスの摂れた生活

ストレスをためない生活です。

 

すぐに改善するものではありませんから、

まずはあせらず、

辛い症状はお薬の力を借りて抑えていきながら

ゆっくり改善していきましょう。

 

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