自分の意見をきちんと伝えられるようになると生きることが楽になる

ひきこもり

自分の意見をきちんと伝えられるようになると生きることが楽になる

みなさんは普段から自分の意見をきちんと伝えることができるでしょうか。

私は以前、自分の気持ちを伝えることが本当に苦手でした。

これも、うつや摂食障害、ひきこもりを引き起こした要因のひとつだったように思います。

 

自分らしく健康的に、そして対等で良好な人間関係を築くためにも

自分の気持ちを伝えることは大事なことです。

 

この記事では、

・自分の気持ちを伝えられないことで起こること

・自分の意見を伝えられない理由

・相手に自分の気持ちを伝えるポイント

を中心にお話していきます。

自分の意見を伝えられないとどうなってしまうのか

不満や我慢が爆発し、相手にそれをぶつけてしまう

普段から自分の気持ちを我慢し、ため込んでしまう人は

その我慢が積もり積もった時に、爆発して相手にぶつけてしまいがちです。

 

よくあるのは

自分はとても疲れて大変なのに、

相手はそれに気ずく気配もなく、のんびり過ごしている。

その姿を見て、ただただイライラしてしまう・・・。

 

シンプルに【手伝ってほしい】と言えば済む話なのですが

それを言う事ができず、

【なんで気がついてくれないんだ】

【気づいてくれないなんて、なんて冷たい人間なんだ!】と腹が立ってくるんです。

 

これは、自分が相手に言えないことが原因です。

それを、【察しない相手が悪い】と責任転嫁しているだけなんです。

 

親しい人であればあるほど

『私の考える事くらい察してよ』といった気持ちになりがちです。

 

私と長く居るんだからそれくらいわかるだろう

私の態度を見ていたら、私の考えていることくらいわかるだろう

そういった気持ちが出てくるからです。

 

でも、これってものすごく自分勝手な考えです。

 

例えば、

『今日の夕食何食べたい?』と聞いて

相手から

『今、俺が何を食べたいかくらいわかるでしょ。わざわざ聞かないでも作ってよ』

このように言われたらどう思いますか?

 

エスパーじゃあるまいし、そんなことわかるわけない。

こう思いますよね。

 

【気持ちを察してくれ】も同じことです。

 

どんなに親しい関係でも、相手が何を考えているかなんてわかりません。

皆、私に注目して生きているんじゃないんです。

皆、それぞれ自分のために生きています。

 

私は母親なので子供に注目して生活しているつもりですが

それでも何を考えているかなんて、わかりません。

 

口に出してもらわなければ、気持ちなんてわからないんです。

 

親しい関係だからこそ、気持ちは簡単にすれ違います。

【察してほしい】はやめて、素直につたえられるようにしましょう

自分の意見を我慢しても、相手から気に入られることはない

相手に気に入られたい、嫌われたくないといった気持ちから

自分の気持ちを押し殺し、相手の意見に従うことがあります。

 

でも、それで本当に気に入られるのでしょうか。

私は、気に入られないと思います。

 

自分の意見を言わず、相手の意見に従う人の印象は

・自分の意志がない人

・なんでも言う事を聞いてくれる都合の良い人

・何を考えているかわからない気味の悪い人

・信用の出来ない人

これらがほとんどだと思います。

 

逆の立場で考えたとき、

自分の意見を何でも聞いてくれる人と、対等な人間関係を築くことができますか?

なんでも自分の意見を肯定する人と一緒にいて楽しいですか?

 

少なくとも私は思えません。

それどころか、信用もできないと思います。

 

自分以外の人に対しても、意見を合わせているんだろうと思うからです。

誰かが、私の秘密を話してくれと言ったら、簡単に話してしまうかもしれません。

大事な仕事も、他人の意見によって簡単に方針がかわるかもしれません。

 

さらに、いつも他人の意見に同調し、自分の意見を言わない人は

何を考えているかわからない、気味の悪い人だとも思われます。

【本当は腹の中で何を考えているんだろう】

このような印象を持つからです。

 

もちろん、すべての人がこのような印象を持つとは限りません。

ですが、良い印象を持たれることは少ないはずです。

ストレスが増え、こころと身体のバランスが崩れる

普段から自分の意見を押し殺し、我慢ばかりしている人は

それだけでストレスフルな状態です。

 

ストレスは、うつや摂食障害だけではなく、

自律神経の乱れや身体のあらゆる不調の原因です。

 

もしも、うつや摂食障害を克服したい人で、

自分の意見を伝えることが苦手な人は

上手に伝えられるようになるだけでも、ずいぶん楽になるはずです。

なぜ、自分の気持ちを伝えることが出来ないのか

自分の気持ちを伝えられるようになるには、

なぜ伝えることが出来ないのかを考える必要があります。

 

昔の私が出来なかった理由は

・自分の意見を伝えて否定されるのが怖い

・自分の気持ちを伝えて嫌な顔をされるのが怖い

・自分の意見が間違っていたら怖い

・自分の意見を通すことで、相手に我慢をさせてしまうのではないか

・相手の意見を否定することで嫌われてしまうかもしれない

・自分の意見より相手の意見を通すことで気に入ってもらえる気がする

こういったことが主な原因でした。

 

このように、

相手がどう思うかばかりを考えていたために、出来なかったことがわかります。

 

これらの気持ちを払拭してくれたのが『嫌われる勇気』という本でした。

 

この本は、私の価値観を大きく変えてくれたおすすめの本なのですが、
もし、本を読む時間がないという方は、
以下の記事でまとめているので良ければ読んでみて下さい。

 

ここで、特に重要な部分だけ抜粋すると

自分の意見を伝えて、相手がどう思うかは相手の問題であり、

自分が思い悩むことではないという所です。

 

自分の意見を伝えて、相手がどう思うかをいくら考えたところで解決策はないんですよね。

むしろ、悩みとストレスだけが増えるだけです。

よく考えれば当たり前のことですよね。

 

例えば、外食をしようとなった時に

相手がハンバーグを食べたいと言っている、自分は和食が食べたい。

どうしたら相手の気持ちを和食に変えられるだろうか・・・

 

これを考えても仕方がないですよね。

相手の気持ちを100%変えられる、魔法のような方法はありません。

もちろん変わる可能性は0ではありません。

ですが確実な方法はないんです。

 

それをあれこれ考えるより

【どうしたら二人の気持ちを満たせるだろうか。】

これを考えた方が有益です。

 

・どちらも置いているレストランを探す。

・外食はやめて、デパ地下に行き、お互いに食べたい、少し豪華なお惣菜やお弁当を買って家や公園で食べる。

考えればいろいろな案が出てきます。

相手の気持ちを変えようとするより、断然楽な方法です。

 

相手の気持ちは変えられないもの。だから自分が考えても仕方がない

 

この考えを持つだけで、自分の意見をつたえるハードルはかなり下がります。

誰にでも、自分の意見を伝える権利がある

自分の意見を言えない人の多くは

『わたしの意見なんてどうでもいい』

『私の意見より、皆の意見』

このような価値観を持っています。

 

自分を大切にできないんです。

そして、それは自己肯定感が低いために起こります。

 

 

あたりまえですが、人間には皆、自分の意見を言う権利があります。

親や先生、上司に対しても、自分の意見を伝える権利はあるんです。

 

相手の意見に従わなければ成り立たない関係があるとすれば

その関係がおかしいんです。

いますぐやめる必要があります。

相手に自分の意見を上手に伝えるポイント

相手に自分の意見を伝えることが大事だと言っても

相手の立場や気持ちを考えずに、やみくもに伝えていては

かえって人間関係が悪化してしまいます。

 

自分の意見をつたえるにはいくつかのポイントがあります。

否定しない

まず、相手の意見が自分と異なっていても、

それを否定しない気持ちを持つことです。

 

人間は10人いれば10通りの意見が

あるんです。

価値観は人それぞれで、だれが正しいとか、間違っているとか

そういったことで判断はできません。

 

そんな考え方は間違っている!と真っ向から否定し、

そのような姿勢で自分の意見を伝えれば

相手は不快に感じ、聞き入れてもらう事も難しくなります。

 

【あなたはそういう考えなんだね。そういう考えもあるよね。ちなみに私はね・・・】

こういった姿勢で伝えることで、

相手は不快に感じることなく聞き入れやすくなります。

 

誰でも、自分の意見を否定されたくはないものです。

まずは、受け入れる、そして自分の意見を伝える。

大事なポイントです。

人間性の否定もしない

相手の意見を否定しないことはとても大事なことですが

相手の人間性を否定しないことはもっと大事なことかもしれません。

 

例えば、我慢のしすぎで爆発し、怒りの感情にまかせてしまうと

『そんなんだから誰からも相手にされないんだ』

『そんな風に考えるなんて頭がおかしいんじゃないか』

こういった人格否定をしてしまいがちです。

 

人間性の否定は相手を大きく傷つけ、屈辱感をあたえます。

関係の修復が出来なくなってしまう程、相手を怒らせてしまう可能性もあります。

 

感情的になってしまった時は

深呼吸を行う、一度その場から離れる、温かい飲み物を飲むなどして

気持ちを一旦落ち着かせ、客観的に物事を考えるようにしてみて下さい。

 

事実だけをシンプルに伝える

伝えたいことは、前置きや言い訳などせず、シンプルに伝えましょう。

前置きが長いと、結局何が言いたいのか相手もわからなくなり

言いたいことが伝わらず、イライラさせるだけ、といったことが起こります。

 

例えば、何かを手伝ってほしい時、なかなか言えない理由は

【そんなことも一人でできないのか】とか

【なんでそんなこと手伝わないといけないんだ】

と思われたくないからだったりします。

 

そう思われないために

『わたしは●●もあるし、▲▲もしないといけないし、○○も大変だから手伝ってよ』

と言ってしまいがちですが、

 

相手からすると●●すればいいの?▲▲を手伝えばいいの?それとも○○??

と、結局何を手伝えばいいかわからず、困惑したり、イライラしてしまいます。

 

それより、『今大変だから●●を手伝ってもらえると嬉しい』と伝えて下さい。

理由は後に付け加えれば良いんです。

まずはシンプルに伝えたいことだけ伝えましょう。

その方が、相手もすんなりと聞き入れやすくなります。

なるべく早めに伝える

自分の言いたいことを我慢しすぎるとイライラや不満が募り、

最終的に、怒りの感情とともに相手にぶつけてしまいます。

 

相手からすれば、なんで怒っているのかわかりません。

言ってくれないとわからない

もっと早く言えばいいのに

そんな気持ちになります。

 

また、感情的になることで、人格否定の危険性も高まります。

 

それを防ぐためにもなるべく早く、不満が蓄積されないうちに伝えましょう。

まとめ

自分の意見を上手に伝えることが出来るようになると

生きることが本当に楽になります。

 

自分の意見を我慢して良い事なんてありません。

ストレスがたまり、人間関係もうまくいかなくなります。

 

素直に自分の気持ちを伝えることが一番です。

 

相手に気持ちを伝えるポイントは

なるべく早めに、相手を否定することなく、簡潔に伝えることです。

 

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