【判断する】ことをやめると、あらゆる悩みが消えていく

精神(メンタル)改善

【判断する】ことをやめると、あらゆる悩みが消えていく

人間は生きているといろいろな判断をしています。

 

あれは正しい、これは間違っている

あれは劣っていて、これは優れている

あれは恥ずかしい、これは恥ずかしくない

 

こういった判断のほとんどは無意味で、

判断することで自らの悩みを増やしています。

 

今回は判断することで何が起こるのか、そういったテーマでお話します。

自分の主観で判断することが、自分の悩みを増やしている

判断のほとんどは、主観で行っています。

主観とは、自分の立場からみた考えのことです。

 

現代人の多くは主観が優位になっていると言われています。

主観で判断しているために、ストレスがたまり、悩みが増えているんです。

 

どういうことか、具体的に例を出していきます。

●●は正しい、▲▲は間違っている

私たちはつい、普段の生活の中で、

何が正しくて、何が正しくないかを判断しがちです。

 

例えば、

Aさんは、『社会人なんだから会社の飲み会には参加するべき。』だと思っています。

Bさんは、『会社の飲み会とはいえ、勤務時間外まで会社に時間を拘束する権利はない。

自分の時間を大事にするべきだ。』

という考えを持っています。

 

この場合、どちらが正しいかを考えてしまいますよね。

 

社内の雰囲気を良くしたい、仕事を一緒にする上でもプライベートの付き合いは大事だ。

飲み会も仕事のうちだ。

このような価値観を持っている方は

Aさんの意見を正しいと感じ、支持するでしょう。

 

飲み会は苦手だし、仕事は仕事、プライベートはプライベートとしっかり分けたい。

仕事はきちんとするんだから飲み会に参加しなくても問題ないだろう。

といった価値観を持っている方は、Bさんの意見が正しいと感じます。

 

でもこれって、どちらが正しいかを考えるだけ無意味なんです。

しいて言うなら、どちらの考えも正しいし、

どちらの考えもあって良いんです。

 

世の中にはたくさんの人がいます。

みんな違う人間で、違う考えを持っています。

異なる意見があるほうが当たり前で、みんな一致する方が難しいです。

 

これを、どちらが正しいか、判断しようとするから悩みます。

 

そして、【飲み会に参加することが、社会人として正しい】と自分で勝手に判断しているから

『飲み会に参加できない自分はダメな人間だ』と自分を責めてしまうんです。

 

そもそも、【飲み会に参加することは正しい】という判断は主観です。

そんな決まりはどこにもなくて、ただ自分が判断しているだけなんです。

自分自身で、『飲み会に参加できないダメな自分』を作り出しているだけなんです。

 

飲み会は参加したい人が参加すればいいし、苦手な人は不参加で良い。

 

何が正しいのか考えるのではなく、

自分にとってベストな方を選んで進んでください。

○○は優れている、△△は劣っている

○○は優れている、△△は劣っている

このような判断も、私たちはしがちですね。

ですが、この判断も無意味です。

 

例えば、

世の中にはなんとなく

友達の沢山いる人は優れていて

友達の少ない人は劣っているといった風潮があります。

 

これだって、ただの主観です。

友達が多い人が優れているなんて決まりはどこにもありません。

 

この風潮にまどわされて

一人でいる時間が好きなのに、無理して友人付き合いを行えば

ストレスで毎日がしんどくなってしまいます。

 

世界中にはたくさんの人間が存在します。

社交的な人、一人が好きな人

色々な人がいるからおもしろいんです。

皆がみんな社交的な人間だったらつまらないじゃないですか。

 

一人でひたすらゲームをするのが好きな人

一人で映画を見るのが好きな人

一人で自由気ままに旅に出たい人

沢山の人と価値観を共有したい人

大勢でしかできない経験を積みたい人

沢山の人に囲まれて刺激を受けたい人

 

どの経験、どの価値観も素晴らしいです。

そして、誰にも人の価値観を否定して良い理由もありません。

 

予備校講師でタレントの林修先生は

【友人は少ない方が幸せ】だと言います。

 

SNSの普及により、多くの人とつながりすぎている。

その結果、相手に対する気遣いの必要も増え、自分に負担がかかってしまう。

また、LINEの返信等で追われていると自分の時間が無くなってしまう。

だから、友人は少ない方がしあわせなのだと言っています。

参考サイト:grape

 

この気持ちは確かにわかります。

わたしもどちらかと言えば、そう考えるタイプです。

 

人に気を使って疲れるくらいなら、

友人は少なくても、自分の時間を大事にしたいと思っています。

 

ですが、LINEの返信に負担を感じない人も現実には存在します。

友人とたくさん話すことで、ストレスを発散できる人もいます。

だから、優劣をつける必要なんてないんですよ。

 

友達がたくさんいる人はすぐれていると勝手に判断しているから

【自分は友達の少ないみじめな人間だ・・・】と落ち込んでしまうんです。

 

そんなことを判断して悩むより、自分が幸せな方を選べばそれでいいんです。

■だと思う事は普通、▲だとおもうなんて普通じゃない

これもよく、気にしがちなことです。

自分の意見は普通なのだろうか。それとも普通じゃないのだろうか。

 

【そんな考え普通じゃない】こう思われることが怖くて、

発言できなかったりします。

でも、そもそも普通かどうかも主観でしかないんです。

 

例えば、アウトドア派かインドア派で話しているとき、

Aグループの10人中8人アウトドア派だったら、

Aグループでは活動的な人達が普通に感じてしまいます。

 

でも、Bグループの10人中8人がインドア派だったら、

Bグループでの普通は、のんびり過ごす人達になります。

 

このように、普通かどうかなんて環境や状況でいくらでも変わります。

普通の意見を選ぼうとしていれば、

Aグループではアウトドア派を選び、Bグループではインドア派を選ぶことになりますよね。

 

それではもはや、あなたの意見ではなくなってしまいます。

 

仮に●●だなんて普通じゃない!と、言われて傷ついたとしても

【その普通】だって、相手の主観なんです。

 

10人いれば、10通りの意見があるほうが当たり前なんです。

全く同じ考えの人間なんていませんから。

 

だからこそ、それぞれがどんなことを考えたって自由なんです。

そこに、普通だ、普通じゃないの概念なんてありません。

 

普通かどうか気にしているから悩みます。

『多数派じゃない自分は普通じゃない』とな病んでしまうんです。

 

そんなこと判断せず、

【自分がどうしたいか】を大事にしてください。

●なんて恥ずかしい、■はかっこいい

この判断も、悩みを増やす種ですね。

 

太っていることは恥ずかしい、痩せているとかっこいい

貧乏は恥ずかしい、お金持ちはかっこいい

 

こういった判断をしていると、結局苦しむのは自分です。

 

例えば、

人前で間違えることは恥ずかしい、

人前に立っても、間違える事なくこなせる人がかっこいいと思っている人は、

人前に立って小さな間違えをするだけで、恥ずかしくて消えたくなってしまいます。

 

人間なんて、機械じゃないので間違えるのがあたりまえです。

自分でそういった判断をしているために苦しむんです。

 

世の中には、

人前で間違えても軌道修正できる人がかっこいい

人前で間違えてパニックになっている人はかわいい

たくさんの価値観があるんです。

 

すべて自分の主観なんですよ。

 

うつや摂食障害である自分は恥ずかしい。

これも主観です。

 

うつや摂食障害は現代病です。

インターネットで検索をすればたくさん悩んでいる人が出てきます。

 

【風邪をひいて恥ずかしい】と言っていることと同じです。

うつや摂食障害を恥ずかしい事だと思わない人はこの世にたくさんいます。

 

恥ずかしい事だと判断して、自分を苦しめているのは自分です。

 

自分が恥ずかしいと思っている事のほとんどは他人にとってはどうでも良い事ばかりです。

 

判断することで、自分を苦しめている

このように、さまざまな判断は

自分の主観によって行われていることが分かったと思います。

 

相手の意見と自分の意見が異なることでイライラすることもありますよね。

それって、自分の意見が正しいと思っているからイライラするんですよね。

 

どちらの意見があって良い。

たくさんの意見があるのは当たり前。

このように思っていればイライラもなくなりますよね。

 

判断することがなくなっていけば、多くの悩みは解消されていくんです。

判断しない練習

判断しないためには

主観で判断しそうな自分に気が付き、その都度やめていくことです。

 

一見シンプルですが、この【気づき】が難しかったりします。

現代人は主観優位に生きているので、普通に生活をしていれば流してしまいがちです。

 

そのために効果的な方法がマインドフルネス瞑想です。

 

マインドフルネス瞑想は、

スピリチュアル的な怪しいものではなく、科学的に効果が実証されたもので、

Google社やapple社などが、生産性向上のために取り入れている方法でもあります。

 

マインドフルネス瞑想を繰り返し行っていくことで

判断しそうな自分に気が付き、今の自分に戻れるようになっていきます。

 

また、マインドフルネス瞑想にはそれ以外のうれしい効果がたくさんあります。

  • 集中力、記憶力が高まる
  • ストレスが軽減する
  • 注意力や洞察力が高まる
  • 肉体的・精神的な痛みに強くなり、問題に対処できる自信が持てるようになる
  • 不安や怒りなどのネガティブな感情がやわらぎ、自分をコントロールできるようになる
  • 幸福感を感じやすくなる
  • 副交感神経が優位になり、リラックスできる
  • 過食や抑うつなどの症状が改善する

 

マインドフルネス瞑想についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

 

まとめ

判断することが減っていけば、それだけで生きていくのが楽になると思います。

自分を責めて苦しむことも、

自分の意見を我慢することも、

イライラすることも減っていきます。

 

みんなちがって、みんないい

金子みすゞさんの詩に出てくることばです。

 

「 私と小鳥と鈴と 」
金子みすゞ

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、
地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

 

鈴も小鳥も私も、みんな役割は違うし、できることも出来ないことも違うけど、

それが個性で、優劣もなく

みんなちがって良いんだという詩です。

 

何かを判断して苦しんでいるとき

是非、この『みんなちがって、みんないい』を思い出してください。

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