下剤の乱用で起こること 私が実践した【下剤のやめ方】

身体改善

下剤の乱用で起こること・私が実践した【下剤のやめ方】

下剤を飲むことのデメリットはたくさんあります。

ですが、辞める必要があるとわかっていても

なかなか辞められないものです。

 

今回は、下剤の乱用で起こること、

そして私の実践した下剤のやめ方についてお話します。

下剤を辞めたくなった理由

まず、私がなぜ下剤を辞めようと思ったかというと、

下剤を飲むことで起こる頻繁な便意に、ストレスを感じるようになったためです。

 

私は嘔吐の出来ない過食だったので、下剤を飲むことが必須でした。

過食をした日は必ず下剤を飲み、翌日排泄することで安心を得ていたんです。

 

ですが、下剤に身体が慣れていくと、

通常の量では排泄が出来なくなり、少しずつ飲む量が増えていきました。

 

その結果、たくさんの下剤を日常的に服用するようになり

仕事中でも頻繁に腹痛や便意を催すようになりました。

仕事の忙しい時期や、席を外せない状況におこる腹痛はとても困りました。

 

また、汚い話なのですが

沢山の下剤を飲むことで、ほとんど水しか出ない状態でも腹痛は収まらず

その都度トイレに行かなければいけないことも悩みの種でした。

 

そしておそらく、下剤を飲んでいる方ならわかると思うのですが、

仕事中のトイレって集中できませんよね。

 

誰かがトイレに入ってきた気配で落ち着かなくなりますし、

混んでくるのがわかると焦ります。

トイレから出た後、知っている人と顔を合わせるのも気まずいです。

 

誰かに会うのが嫌で、他のフロアのトイレを使う事もあったのですが、

そこでたまたま誰かに会ってしまうともっと気まずい気持ちになりました。

 

そういったことを長年続けていくうちに

じわじわとストレスを感じるようになり、下剤を辞めていこうと決意したんです。

下剤のデメリットを知る【メリットは、ほぼナシ】

まず、下剤のデメリットを知ることが大事です。

主なデメリットは以下の3点です。

・必要なミネラルが失われ、不調を起こす。

・便秘が悪化し、うつや過食の原因になる

・下剤を飲んでも痩せない

それぞれ、解説していきます。

必要なミネラルが失われ、不調を起こす

まず、下剤の乱用によって、

便だけではなく、

身体に必要なミネラル(ナトリウムやカリウム)まで排出されます。

 

ナトリウム不足で起こること

ナトリウムが排出されすぎると、

体はナトリウムが不足しないよう【ナトリウムを蓄える】働きをするんです。

 

そのため、下剤を使用しない日はナトリウム量が増えるので

浮腫むようになってしまいます。

そして、その浮腫みを不快に感じ、再び下剤を使用するといった悪循環に陥ります。

 

私は長年、排泄物が身体にとどまっているために浮腫んでいるのだと勘違いしていました。

そのため、それを解消するために下剤を飲んでいる部分がありました。

 

ですが、下剤そのものが、浮腫みの原因を作っていたんですね。

 

カリウム不足で起こること

そして、カリウムが不足することで

全身のだるさ、動悸や不整脈、深刻な場合は心不全を起こすこともあります。

カリウムには心臓を一定のリズムで動かす役割や、筋肉の働きに重要な役目を担っているからです。

 

私の場合、動機や不整脈といった症状はありませんでしたが、

だるさや痺れる感じがずっとありました。

 

便秘が悪化し、うつや過食の原因になる

近年の研究では、腸内環境の悪化(悪玉菌が多い状態)で

脳内物質のセロトニンの合成がうまくいかなくなり、

うつが起こりやすくなることがわかっています。

うつになれば、過食のリスクも当然上がります。

 

 

下剤は一見、

たまった排泄物を出してくれるので、腸内環境を良くしているように感じます。

 

ですが、下剤は大腸を刺激し、強制的に便を出しているだけです。

それどころか、乱用することで大腸の働きが鈍り、

自力で排泄することが出来なくなっていくんです。

 

そもそも便秘は腸内環境が悪い事(悪玉菌が多い事)で起きています。

下剤を飲むことは、腸内環境が悪い上に大腸の働きを弱めるだけだという事になります。

 

下剤は便秘を悪化させ、うつや過食の原因を作っているだけなんです。

 

下剤を飲んでも痩せない

下剤を飲む理由は、過食で食べ過ぎた分を少しでもリセットしたいからですよね。

なので、多少のリスクがあっても飲んでしまうわけです。

私もその理由から下剤を辞めることがなかなかできませんでした。

 

ですが、大量の下剤を飲んでも、実際排出されるのは

摂取した分の12%程度だそうです。

 

ということは、下剤によって排泄されるものは

12%程度の便と、身体に必要なミネラル、そして水分という事になります。

 

12%でも排出されるなら良い、と思う方もいるかもしれませんが

他のデメリットをカバーできるほどの魅力ではないと感じます。

 

*下剤を使えばカロリーは体内に吸収されない、太らないという考えは誤っています。大量の下剤を飲んでも、摂取したカロリーの12%分しか失われません。つまり摂取したカロリーの88%は吸収されてしまうわけです。

嘔吐・下剤乱用◇嘔吐・下剤乱用による身体的影響
摂食障害の患者さんには自発的嘔吐や下剤乱用が見られます。嘔吐や下剤乱用による身体的影響はどんなものがあるのでしょうか。「嘔吐や下剤乱用による身体的影響」

 

このようにみていくと、下剤にはほぼ、メリットがない事がわかりますね。

 

私が下剤を辞めた方法

先ほども言いましたが、私が下剤を飲んでいた理由は

少しでも食べたものを排出したいこと、

そして、不快なむくみを解消したいことでした。

 

下剤のデメリットを理解すると、

どちらも下剤を飲んで解消できない上、

うつや過食の原因になることがわかりました。

これを知って、なおさら辞めようと思いました。

 

まずは、善玉菌を増やし、腸内環境を良くすること

あまりにも不快な場合は下剤や浣腸を使っても良い事とし、

少しずつ下剤を辞めていくことにしました。

腸内環境を整えるために気を付けたこと。

腸内環境を整える方法については、こちらの記事に詳しく書いています。

 

 

わたしが時に気を付けたことは

納豆をできるだけ毎日食べること、

水分をたくさん摂ること、

野菜を毎食食べること、

そしてお肉ばかりではなく、魚、大豆製品と、バランスよくタンパク質を摂ること、

お米を抜かないよう気を付けました。

 

便秘と言えばヨーグルトですが、

私はあまりヨーグルトが好きではなかったので、

納豆をできるだけ毎日食べる様にしましした。

 

納豆とは相性が良かったみたいで、

納豆を毎日食べるようになってから腸の状態が少しずつ良くなっていくのを感じました。

相性の良い善玉菌は人それぞれなので、色々試してみて下さい。

 

自分に合う善玉菌や食べ物がわからない方は、

1週間~2週間程度、同じものを毎日食べ続け、腸の様子が良くなるか試してみて下さい。

何を試してもわからない方は、

とりあえず整腸剤や、乳酸菌のサプリメントをつかってみても良いと思います。

水分を意識して摂る

また、水分が不足するだけで便が固くなり、便秘の原因になります。

 

私は起きた時と食前に白湯(さゆ)を飲むようにしました。

白湯は沸騰させたお湯を少し冷まして飲むもので、デトックス効果があります。

また、白湯をのむことでも温まり、一石二鳥です。

朝空腹時に白湯をのむと腸が刺激されて便が出やすくなりました。

 

そして、食後には消化を助けるハーブティや便秘解消に効果的な小豆のお茶を飲んだりもしました。

ハーブティやお茶は、過食の改善に大きく役立ちました。

これについては後日、別の記事で詳しく書きたいと思います。

 

ただし、便秘に良いとされるセンナ茶は、下剤と同様に大腸に作用して便を促します。

下剤を辞める代わりに飲むことはお勧めできません。

 

また、水分をたくさん摂ることは、ドカ食いや早食いの防止にもなります。

意識して摂るようにしてみてください。

どうしても不快な時は下剤を使っても良い

便秘の改善に努めていても、いきなり改善はしないものです。

大腸の機能が元に戻るまでは

どうしてもむくみやガスのたまった不快な感じが気になってしまうと思います。

 

そんな時は、下剤やセンナ茶などを使っても良い事にしました。

 

そもそも下剤や浣腸は、便秘が続き、腸やお腹が不快な場合の救済措置です。

これが下剤のメリットであり、本来の目的です。

用途通りに使うだけなので、罪悪感を感じる必要はありません。

 

 

ただし注意することは、今までと同じように大量の服用は避けることです。

そして、飲む頻度も、少しずつ減らしていくつもりで飲みましょう。

 

わたしははじめ、週に1回程度、仕事が休みの日だけ飲むようにしていました。

そしてそこから徐々に、使う頻度を減らしていきました。

 

お腹が目立つ服や、鏡を見ること、体重計に乗ることを極力避ける

便秘対策を行うと、お腹のポッコリ感が気になりますよね。

それを解消するために下剤を飲んでいた部分もあると思います。

 

なので、気にならないように出来るだけ、

お腹が目立つ服を着ないこと

お腹を触らないこと

鏡を頻繁に見ないこと

体重計に乗らないことを気をつけました。

 

たいした対策に感じないかもしれませんが、視覚から感じるストレスって結構大きいです。

 

摂食障害の方は特に、無意識に鏡で自分の体形をチェックしますよね。

お腹を触ったり、体重計にのったり、自分の体形が大丈夫かどうかチェックしてしまいます。

 

そして、それが自分の許容範囲を超えたと感じたときに、うつや過食をしてしまいますよね。

 

でも、下剤を辞めてすぐは、確実にお腹に便がたまります。

下剤を辞めた影響で一時的にむくみも出ます。

物理的に体重が増えるのは当たり前なんです。

なので、その状態で体重計に乗るなんて、うつや過食になるため行動と同じです。

 

便や水分がたまっているだけで、脂肪が増えたわけじゃないんです。

排泄されれば必ず減る、一時的な物なんです。

なので、ひとまず体重計に乗るのはやめましょう。

 

そして、お腹がポッコリするのも一時的のものです。

これも、脂肪じゃないので安心してください。

 

大腸の機能が戻っていけば、自然とおさまっていきます。

 

自分がうつや過食にならないためにも、

お腹の目立たない服を着ること、

そしてなるべく鏡を見ず、お腹を触らないよう気を付けてみて下さい。

 

まとめ

わたしはこの繰り返しで下剤を卒業できました。

今では下剤を飲むことはほぼないです。

 

便秘がちになっても、納豆や野菜、水分を多めにとれば何日かすると出てくれます。

ちなみに私は毎日排便はありません。

でも、毎日なくても、お腹の不快感がなければ便秘ではないそうですよ。

 

下剤を飲んでいた頃は、常に足や顔が浮腫んでいる気がして不快でした。

今思えば、

下剤を飲まないことでガスも溜まりやすく、不快を感じていたんだと思います。

 

下剤を辞めればそういった不快感もなくなっていくので安心してください。

 

少しでも参考になればうれしいです。

 

 

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